ペンタゴン

 時事通信のニュース、米国防総省が核戦力指揮統制システムの一部に1970年代製のコンピューター・システムを使っていると報告したと。

レガシーシステム

 少し前のニュースで「CNET:米海兵隊、Windows10への移行で苦戦」がありましたけど覚えていますか?

 Windows10へのシステム・アップグレードでトラブルが続出しているというのも、常に数世代前の枯れたシステムを使っていることが原因ですね。

堅牢といえばそれまでですが、トラブル回避するための話としてはよく分かります。
 
軍が全てというだとは思いませんが、”昨日のテクノロジーを明日購入する”カルチャーだと言ってます。

8インチフロッピーが現役

昔、8インチフロッピーを使ったことあります!

8インチフロッピーは、片面にしか記録できないって聞いてびっくりしました(1Sという)。 記録可能なバイト数など詳しいことは知りません。

JIJI.COM:いまだにフロッピー使用=米の核戦力指揮システム

JIJI.COM:米軍、核兵器運用に今も8インチフロッピー使用

ここまで古いと、博物館でしか見ることが出来ないくらいの古さのコンピューターシステムですね。 ただ、1976年製で8インチフロッピー搭載というのだからさすがIBMと言うべきでしょうか。

コンピューター博物館で私が見た動態保存のコンピューターシステムは、パタパタブックみたいなブートローダーや紙テープでブートローダー読み込んで起動してましたよ。

でも、置き換えるのはフロッピーだけ?

ところで、

兵器はあたらしい?

LaWS
なんだか、ニュートン反射式望遠鏡みたい・・・

例えば、2014年から配備がはじまったLaWSレーザー砲のように新しいテクノロジの導入があると思えば。

一方で弾道ミサイル制御で40年前のシステムが未だに稼働していたりするんですね。

なんとも不思議な話。。。