ロケット打ち上げ

メガ・ゴールデンウィーク中は、モデルロケットじゃんじゃん打ち上げちゃいます!

モデルロケット入門(購入編)

 ロケットを設計して、紙とバルサ板から作れば良いのですが・・・はじめの一歩目はキットを利用する事が手軽です。

手短にアマゾンで入手可能なモデルロケットのセットを使います。

(プライム)アルファIII・ランチセット

 アマゾン(プライムマーク付き)で見かける「Launch」セットです。

このランチセット(お昼ごはんではない!)には、ロケットエンジンやリカバリーワディングは含まれていませんので別途購入が必要。 

一見お買い得のように見えるのですが、エンジン+リカバリ和でィングを追加すると8000円超えてしまいます。

アルファIII・スターターセット

こちらは、スターターセットで「エンジン」「リカバリー・ワディング」がセットになっています、購入後すぐに打ち上げられるセットはこちらですよ!

価格は7000円前後ですが、ランチセットにエンジンとリカバリワディングを購入することを考えるとこちらの方がお得です。

ロケットエンジン(A8-3)

 エステス社の説明によると、AlphaIIIロケットの試射で指定されているエンジンはA8-3です。

C6-5などを使えば300メートルくらい打ち上がるようですが、250メートル以上への打ち上げは、いかなる場所でも国土交通省への許認可が必要ですよ。

我が家から歩いていける公園は、水平表面にかかっているため150mの規制対象地域でした。

ところで、モデルロケット協会の第4級従事者証(通称:4級ライセンス)を取得するのであれば認定シールが貼り付けされたエンジンが必要ですのでサイボックスから購入した方が良いですよ。
 

サイボックス

エンジンとリカバリー・ワディング購入しました。

リカバリーワディング

紙といってしまえばそれまでですが・・・難燃製の紙です。

書籍:「手作りロケット入門」

 モデルロケットを打ち上げるだけなら本はなくても良いのですが。。。

自分で考えてロケットを作ろうと思っているのなら、基本的な事柄(ロケットのバランスポイントなど)を抑えておく必要があります。

夏休みに向けて自由研究でモデルロケットを使おうと考えているのなら、1冊くらい本は持っていたほうがいいと思うけど・・内容的には、Youtubeやブログの解説記事の方が分かりやすかったりするので用語だけ知るためのつもりに2000円。

ロケット組み立て編

 ランチセット、スターターセットいずれを買った場合でも、Alpha IIIロケットは組み立てが必要です(ほぼ接着剤でつけるだけですけど)。

実質的にはエンジンマウントだけつくればOKだね

エステス社の取扱説明書(トリセツ)がちょっとわかりにくいですかね。 

薄い円筒に紙にエンジンマウント用の金具を接着剤とCリング(紙製)とOリング(紙製とプラスチック)を貼り付けします。

エンジンマウントをロケットに貼り付ける際に、エンジンとロケットのエンジンカバーは「面一」で接着して良いのか、少し出すのか・・・わかり難いと思います。

モデルロケット打ち上げ(試射)

さて、モデルロケットが完成すると、いよいよロケットを打ち上げします。

・ロケット(エンジン、イグナイター、イグナイター抑え取り付け済み)
・発射台
・コントローラー

試射、一回目(エンジン着火しません)

 発射装置に新品の角形電池(006P)を付けて発射を試したのですが・・・エンジンに着火しません。 イグナイターは黒くなっています。

不具合調査

モデルロケット協会のブログにも「コントローラー不具合」の話が書いてあったので実験してみました。

引用:”イグナイターの点火には9ボルト、0.7アンペア以上の電池が必要です。”

一応、別途イグナイターを別途購入してエンジンへの着火の様子を調査。

エンジン点火単独試験(1回目)

新品角形電池(東芝製アルカリ電池)が放電していたのでしょうか、電流量が少ないのかエンジンへ着火せず。(イグナイター2本)

様子:イグナイターから煙・発火などは見えず。

イグナイター単体点火試験

イグナイターは黒くなっているようですが、発火している感じでは無かったため単体で発火するか否かを確認しました:

イグナイター単体で発火状態をテスト

状態:煙がボソボソ上がるだけ・・・これなら発火してないのでエンジンへ着火しないでしょう。

おそらく電流不足かなと思います。

実験:単三アルカリ8本

実験内容:
・006P角形電池の代わりに単三電池8本直列(12V)
・電池ブロックは、ラジコンのプロポ用の電源ブロック(KOプロポの電源ブロック)を利用。

実験結果:
・白い煙と火花が出ました!!

エンジン点火試験(2回目)

上記の状態でエンジン単体で着火試験

試験内容:
・A8-3エンジン単体
・イグナイターとプラグを装着してコントローラーで点火
試験結果:
・エンジン噴火!

着火不良原因

原因:エンジン着火不良の原因は電源と思われます。

いまどき、角形電池を使う人はほとんどいないと思いますのでコンビニで売っている電池が消耗している可能性がとても高いのでしょう。

着火不良がある場合には電池を疑ったほうが良いかもしれません。(ただ、1個500円の電池は高い)

試射(二度目)

 一発着火、打ち上がりました!!!(エンジン2本消費)

試射(三度目)

 打ち上げ成功!(エンジン2本消費)

試射(四度目)

 打ち上げ成功、木に引っかかって・・・(エンジン1本)

ロケット未回収!(;_;)

ロケットエンジン1本500円くらいしますから、あっという間にエンジンだけで5000円以上使いました。

第4級従事者資格の申請

講習会を気安く受けられるような土地でなければ、実績による第4級従事者証の申請ができます。

モデルロケット協会の認定エンジンにはシールがついていますので、そのシールを申請用紙に貼り付けて実績証明とするようです。

申請用紙は、モデルロケット協会のHPからダウンロード。

GW中に従事者資格をの申請が終わっていれば、夏のイベントや自由研究にも使えると思います。