原油価格が50ドルを超えました、それを受けてかNYダウ/ナスダックともに続伸、NY外為も107円近辺で推移します。
原油価格
2016年2月から上昇トレンドで推移してきた原油価格ですが久しぶりに1バレル=51ドルを超えました。
6/2のOPECの総会もうまく機能せず、OPEC主導の価格調整機能が失われつつあると考えて良さそうです。
OPEC総会後、原油価格反落予測
OPEC総会後に原油価格が下落するという見方もありましたけど大きな下落なく上昇基調で推移しています。
産経新聞:増産凍結の合意ならずも原油市場は上昇
原油価格が上昇基調でどこまで上昇するかとなります。
原油価格上値は60ドルの予測
ZAIによりますと、60ドルまでとの見方ですが、予測通りとなるか60ドルを超えてさらに上昇するか、ここしばらく注意しておくといいのかなって思います。
WBSは、供給が不足、ドル安進行、ナイジェリアの石油施設襲撃などで生産が大幅に減っているためとしていて、シェール採掘が再開すると価格上昇は抑えられると考えているようです。
OPEC vs シェール
シェールオイルの採算ラインと言われる40ドル〜60ドルラインで推移するか、シェール陣営の息の根を止める低価格戦略をとるサウジが原油増産で原油価格下落となるか夏の陣という感じでしょうか。
ワタシ的にはサーチャージが安くなってくれることと、ガソリン・灯油がやすければありがたいので原油価格は低いに越したことはないのですけどね。
世界的には原油価格が安すぎると、それはそれで問題があるってニュースを見ていると思いますでしょ。
原油価格が安くなりすぎると、シェール関連企業の収益が下がって全体に影響するようです。
だから、米国の株価が下がって、ドル円レートが円高に振れる、円高になると輸出関連株が下がってNIKKEI平均が下がるパターン。
いったい、調度良い価格(みんながハッピー・Win-Winな価格)っていくらなんでしょうね。
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