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2016年7月27日

【NodeMCU使い方】カスタム・ファームウェアの手順

NodeMCU custom builds

NodeMCUのカスタム・ファームウェアの作成手順(http://nodemcu-build.com/の使い方)。

NodeMCU カスタム・ファームウェア

 NodeMCU

NodeMCUを利用する際、カスタム・ファームウェアを作成すると便利なことがあります。

ここでは、nodemcu-build.comを使ったカスタム・ファームウェアの作成手順を紹介します。

モジュールを選択してビルドボタンを押す!

紹介するような内容でも無いのですが、「中学生でも分かるように!」・・・ということで説明文を書いておきますね。

1. メールアドレス

メールアドレス

まず、カスタム・ファームウェアをビルド(プログラムのソースコードをコンパイル1して実行形式のバイナリファイル2を生成する事をビルドといいます)しますので少し時間がかかります。

そのため、ファームウェアのビルドが完了するとメールで連絡してくれます。

連絡用のメールアドレスを入力します(2箇所に入力)

2./3. ビルドブランチ・モジュール選択

ビルドのブランチをmasterとdevのどちらで作成するか選択します。

ファームウェアのリリース管理などを行うようであれば、master/devの使い分けしたほうが良いのですが、実験用ですし・・・devで良いでしょう。

ブランチとモジュール

モジュールの選択は、Windowsで言うとドライバみたいな感じでしょうか。

必要に応じてモジュールを組み込みます。

例えば、

  • DHT22やDHT11センサーを使う場合には、DHTにチェックを
  • BMP085/BMP180センサーを使う場合には、BMP085にチェック
  • BME280センサーを使う場合は、BME280にチェック

その他

SSLサポートとデバックオプションの選択

ビルドスタート

start your build

ボタンを押すとビルドがスタートします。

ビルド完了後は、メールで通知が来ます。

ダウンロードを行ってnodemcu-flasherで書き込みします。

nodemcu-flasherを使って書き込み

Githubからフラッシュ・アプリケーションをダウンロードします:
Win64用

アプリケーションを起動

「Config」タブを選択して先にダウンロードしておいたファームウェアの.binファイルを選びます。

nodemcu-flasher

Operationタブ
NodeMCUを繋いだCOMポートを選んで、Flash押す。

nodemcu-flasher

ボードを認識してMACアドレスの取得するとAPMAC/STAMACが表示され、ブルーのバーが書き込みに応じて伸びてゆきます。

しばらく待って、書き込み完了!

再起動してモジュールの動作チェックなどを行いましょう。


  1. 記述言語から実行形式に変換することをコンパイルといいます。
  2. マイコンが実行出来る形式(2進数1/0構成のファイル)をバイナリといいます。

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