2011年の東日本大震災で崩落してしまった白河小峰城の石垣、その石垣の修復を支えている専門家をレポート。
修復完了目標は30年度
東日本大震災で7000個の石垣が崩れてしまった白河小峰城、石垣の修復の様子をレポート。
石組みの状態を調べるための情報収集に1年近くかかかっています:
- 崩落した石垣の形状・位置・破損状況調査
- 崩壊した石の代替石の加工
これらの作業のほとんどを手作業で行っていたことにはとっても驚きました。
IoTやクラウド・コンピューティングにHdoopなどと言っていますが、このようなところで、画像認識技術とか石の強度調査とかICTが何か役立つ方法って無いんでしょうかね。
結局、7000個の石垣を再生するのに、調査4年、組み上げ4年と計8年かかるようです。
熊本城
先の熊本地震で崩落した熊本城は関連施設もたくさん倒壊していますので長い時間がかかると思いましたが。
4月20日の産経ニュースでは、石垣は2/3が崩落し、長塀、不開門などが倒壊、
復旧には30〜40年かかるというニュースは衝撃的でした。
白河小峰城の復旧状況を見ると、熊本城の復旧には30年〜40年といわれても納得。
何か役に立てる技術って無いのでしょうかね。
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