広告

記事

2015年3月23日

Acer Aspire E11のベンチマーク


昨日につづき、Acer Aspire E11の様子を確認しています。

やっぱりちょっと厳しい・・・





ベンチマークをもう少し


 触りはじめの印象はあまりよくないAcer Aspire E11ですが、同等クラスのノートPCと比べてどうなのか気になったため 、似たようなスペック(Celeron N2830N@2.16GHz、4GBメモリ)のASUS F553Mと数値的に差があるか比べてみました。


PassMarkベンチマーク


サマリをリストアップするとこのような結果です:

ASUS F553M(X553MA)AcerE11(Roxy)
PassMark Rating581631
CPU Mark10221060
2D Graphics Mark161.5158.7
3D Graphics Mark 151.2152.3
Memory Mark719784
Disk Mark7622609

全般的には、差はほとんどありません。 メモリ搭載量もCPUモデル・スピードともに同じような数値です。

レーティングはASUS F553Mより50くらい良い結果が出ています、これはディスク性能で大きく差が出ているためです。


 ASUS F553MはHDDモデルのためI/O速度が遅く、ディスク待ち(ブルーの輪がぐるぐるする状態)が頻繁におこりますので実際の使用感としては SSDを搭載したACER E11の方がましです。

さて、そのディスク性能をピックアップしてみますと

ASUS F553MAcer E11
Sequential Read107.6MB/s257.4MB/s
Sequential Write97.9MB/s229.9MB/s
Random Seek + RW5.1MB/s234.1MB/s

明らかにHDDはアクセス速度が遅いことがわかります。

そもそもシステム全体の速度が遅いため、メモリ搭載量も4GBが限界のため使用時のストレスを少しでも減らすためには、HDDアクセス速度を上げるくらいでしょう。



マザーボードを見ていただくと、CPUは直付けですので交換は困難ですし、メモリスロットも1つしかありませんので、 2本差しにしてデュアル・チャネル化してメモリアクセスの向上も見込めません。

たとえば、LenovoのG500シリーズやB50シリーズなどの15インチサイズの中にはソケットを使用したモデルも ありますので、CPUを交換することで性能を向上することも可能ですが直付けCPUを交換することはかなり難しく 本体価格を考えると労多くして益が少ないです。

PassMarkでみるとレーティングが1000ポイント程度得られれば(バランスよく)、使用ストレスも少なくなると思います。

レーティングに出ない使用感


キーボードのタイプ感は、キーボードに対する慣れなどもありますのでレーティング・ポイントで表すことが難しいのですが 昨日、今日とACER E11でタイプしてみた感じではキーボードの打鍵感がガチャガチャしていて打ちにくい。

さらに、 キーがグラグラしていて打鍵を認識ないことがしばしばおこります。

特に長文になると認識ミスが多くなりストレス。

そのために、タイプする際に軽くキーを打ち込む感じになり。 本体がガタガタ・ガチャガチャすることも伴って音が響いてうるさい。

キー配列に関していうと、英語配列穴に無理やり日本語配列を押し込んだ配列となっているため、右シフトと¥キーが小さく打ちにくい。

特に右シフトが1キー分小さいため、シフト+でタイプキーはとてもミスが増えました。(高精度でタイプできる人には関係ないと思いますが)




結論


キーボードを英語キーと交換できないか、eBayを探ってみましたが・・・Acer Aspire E11用では出ていませんねぇ。

英語キーならば、不出来なキーボードも少しは使い物になるかと思いましたが残念。

4GBメモリにして、HDDをSSDに換装、これでキーボードがまともなら何か使い道もありそうなのですが。。。





MacBookの発売を待って、ゴールドMacを買いましょう!!!

15万円くらいしますが、使えないより使えたほうがよいので。